αにおけるソニーの功罪

その昔ミノルタというカメラメーカがありまして、一眼レフカメラαシリーズを展開していました。もちろんフィルムカメラです。その最高峰には「9」の数字が、革新的な技術を集結したモデルには「7」の数字がつけられていました。
αー9はミノルタ一眼レフにおける最高峰で、小型軽量でありながら革新的な技術(背面液晶パネルなど。もちろんフィルムカメラなので、デジカメのように映像が映るわけではありません)を搭載したモデルがαー7。

筆者もミノルタのマクロレンズにあこがれて、キヤノンからミノルタにシステム移行した口であります。ちなみに筆者の愛機はαー7でした。縦位置グリップとかアングルファインダー、ツインマクロフラッシュなどの機材をそろえ、ネイチャーマクロの世界を堪能しておりました。

ちょっと横道にそれましたね。

ミノルタがその後コニカと一緒になって、会社名もコニカミノルタに。そのころはデジタル一眼レフの走りの時代、コニカミノルタも満を持して出したデジタル一眼レフがα7デジタル(αー7D)なのです。時代はデジタルへの以降期、もちろん筆者も飛びつきましたよ。今でこそ600万画素っていうスペックに見劣りを感じますが、まだまだ現役です。

コニカミノルタのα事業(カメラ事業)を引き継いだのがソニー。それからはソニーがα一眼レフを地味に出しております。現在の最高峰はα99。フルサイズCMOSセンサを搭載した、まさにデジタル一眼レフの頂点。ちなみにフルサイズの半分の大きさAPSサイズのCMOSセンサを搭載したα77は、中級クラスの機種に位置づけられています。

ソニーはα(Aマウント)とは別にミラーレス一眼用としてEマウントを開発し、NEXシリーズとして展開していました。
EマウントはAマウントより小さな外形を持ち、APSサイズのセンサに適した大きさ。ボディ自体も小さくまさにミラーレス一眼の為に開発されたようなマウント。

そんなEマウント搭載機に、フルサイズのセンサを搭載してきた。なんと革新的な!いえいえいえいえ、それはいいんです。よくもまぁちいさなEマウントにフルサイズのセンサ入れたなぁって思うんです。でも、ソニーはこともあるに、その機種にαの王冠をかぶせてきた。さらに「7」の称号を与え、Eマウント機なのにNEXではなくα7(光学フィルターレスモデル)、α7R(光学フィルター搭載モデル)という名称を与えてしまった。

αといえばAマウント。α7といえば、フィルム一眼レフだったのに、なんとミラーレス一眼レフに取って代わられてしまった。これでは昔っからのαファンは黙っちゃいないですよね。もちろん筆者もその一人です。

Eマウント機なんだから、NEXシリーズの最高峰機種でいういじゃない。名称もNEXなんちゃらでいいじゃない。なぜよりによってαなのよ。ギャル風にいえば「激おこぷんぷん丸」だよね。

これではっきりしたことは、ソニーは将来的にはαを捨てEマウント機だけを展開するのではないかということ。
α(Aマウント)のレンズも開発は中止になり、Eマウントオンリーになってしまうのか?…αファンは、筆者は悲しいぞ!
まぁ、今のところそれはないと思うけど…

これがα-7だ!(左端は違うけど)

左からαスイート(銀塩)、α-7デジタル、α-7(銀塩)。スイートは違うけど、これが7
なんです!

とわいえ、これも時代の流れなのかなぁとか思ったり。今所持しているαー7(フィルム機)、α-7(デジタル)と、αマウントのレンズ達、これからも大切に使っていきたい。そう思う今日この頃なのです。

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αにおけるソニーの功罪」への2件のフィードバック

  1. テディーおじさん

    銀塩ではツアイスレンズの発色が好きでコンタックス一眼を使っていてライカの素っ気ない発色より良いと思っていました。ツアイス繋がりで、デジタルは黒や赤、黄色の発色の汚い(個人的感想)のニコンや、何となく中途半端な発色(これも個人的感想)のキャノン(共にカメラの道具としての機械的なレベルは素晴らしいですが発色の感覚があまりに日本的)では無く、コンタックスが無くなってしまったので、消去法でソニー一眼を使い始めてα100α200、α350、α700に電子ビューファインダーになる直前モデルのα550にソニー製のツアイスレンズで使っていました。試しに買ったEVFのα65の電子ビューにがっかりして現在αシリーズの新規機種はα7を含めて買う気がしません。ただ撮れた画像そのものは、α65ですらα700を上回っており、撮れた写真の結果のみが大事なプロカメラマンがEVFのα7を評価するのは理解できます。ただアマチュアは、写真を撮る行為も楽しんでいるので、撮れる状態が表示されると言われても、EVFのあの画像を見ながら写真を撮る行為に何の愉悦も感じないのです。今のソニーにそこまでユーザーの機械に対する感覚を大事にする姿勢はありませんが。昔、コンタックスを使っていたアマチュアの方は今は、どのデジタル一眼(ソニーはSLRという意味の一眼ではありませんが)を使っておられるのでしょうか。

    返信
    1. yamamoa 投稿作成者

      こんにちわ。
      一時期デジタルではなくアナログ(モノクロフィルム、カメラはミノルタα7)で撮っていました。
      36枚撮りのフィルム。仕上がりを想像しながら、1枚1枚すごく丁寧に撮ってました。
      今では枚数を気にすることもなく、仕上がりはその場でチェックできる。
      デジタルが良いとか悪いとかではなく、自分的には、撮り方?気持ち?
      おっしゃる通りプリズムからEVFに変わり、時代の変化(進化?)なのかもしれませんが…
      自分的には、やっぱりプリズムがいいなぁなんて思ったり。基本アナログ人間なんですね。
      α、Aマウントを引き継いでくれているソニーさんには感謝したいところですが、おそらくAマウントからEマウントに…
      そしてAマウントは無くなっちゃうのかなぁ…寂しいものですね。

      コメント、ありがとうございました。

      返信

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